シンガーソングライター・上野大樹さんをゲストにお招きし、トークショーとギター選定会の2本立てで Gibson アコースティックの魅力を伝えるイベント「上野大樹 × G-CLUB SHIBUYA Gibsonのススメ!supported by Gibson Brands Japan」が8月25日(日)にG-CLUB SHIBUYA 5Fにて開催された。
Gibsonアコースティックの代表モデルを弾き比べ!
Gibsonアコースティックの代表モデル5機種である「J-45 Standard VS」「Hummingbird Original」「L-00 Original」「SJ-200 Standard Rosewood」「Custom Shop 1942 Banner J-45」を弾き比べ。生演奏を交えながら、各モデルの音色の特徴、抱えた時の感覚の違いなどを初心者にもわかりやすく表現した。
小振りな「L-00 Original」を抱えた際には、身体にしっくりとくるサイズ感で『弾きやすいですね!』と思わず笑みがこぼれ、スモールギブソンの暖かなサウンドを響かせていた。
普段はライブやレコーディングで「J-45 Studio Rosewood」を愛用している上野さん。『ローズウッドのギターは低音のサスティーンがよく伸びて下支えしてくれる分、高音弦のフレーズを安心して弾けるから気に入っている』とのこと。
今回の5本の中では「SJ-200 Standard Rosewood」がやはり一番馴染み深いサウンドだったそう。
ファンの方からは『同じ木材の組み合わせでもボディシェイプによって全く違うサウンドで驚いた』との感想も。
ファンの方からの質問コーナー
トークショーの最後には『皆さん、何かギターについてでもご質問があれば…』と上野さんのご厚意により急遽、お客様からの質問に答えるコーナーも設けられた。
『ギターの保管で気を付けていることはありますか?』という質問では『人間が快適に感じる環境に置いてあげること。ギターは人です!』という名言も飛び出した。愛機を相棒のように扱うGibson愛溢れるトークで観客を魅了した。
学生時代はサッカーに熱中していた上野さん。怪我の影響でサッカーを続けることが難しくなり、兄の持っていたアコースティックギターに触り始めたことがギターを始めるきっかけだったそう。『今回こうして大好きなGibsonギターのイベントが出来た事で、またひとつ夢が叶いました』と、いきいきとお話されていたことが印象的であった。
サプライズでミニライブも!
イベントの最後には、愛用しているJ-45 Standard Rosewoodで弾き語りを披露。普段のライブよりもかなり近い距離での演奏ということで会場の期待感が高まる。
ミニライブでは「おぼせ」、カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」オープニング曲「縫い目」、メジャーデビュー前に自身最速での300万回再生を突破した「ラブソング」の3曲を生演奏で届けた。
トークショーの中で『Gibsonギターの良いところはカポタストをしていても音が良い』と仰っていた上野さん。代表曲の「縫い目」は8カポでの演奏だが、確かにカポタストを付けても豊かなサウンドを響かせていた。
ファンの方からは『ギターの事を知った上で聴くと、いつも聴いている上野さんの演奏がまた違った聴こえ方になってより楽しめた』という感想もあった。
Gibsonアコースティックのサウンドと上野さんの優しい歌声に包まれた暖かな1日は大盛況の中、幕を閉じた。