Martin / マーティンギター10万円以下のラインナップ シリーズごとに紹介

Martinギターといえば高級なアコギを想像する方が多いかと思います。
「初心者・入門用のラインナップなんて無いのでは?」と考えているそこのあなた、ちょっと待ってください。
この記事では10万以下のMartinギターにスポットを当ててご紹介させていただきます。

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Backpacker

バックパッカーシリーズ。
もともとは1992年に発売された端材を利用して開発されました。

Backpacker Steel String

ご覧の通り民族楽器を彷彿させる独自のボディシェイプが特徴です。
サウンドは小さいサイズ感に反した音量、どこか陽気なニュアンスと歯切れの良さを感じます。

Backpacker Steel Stringのスペック
トップ板材 :スプルース単板
サイド板材 :トーンウッド
バック板材 :トーンウッド
ケース :ギグバッグ
税込販売価格 ¥57,200 (2024年11月現在)

Little Martin

リトル・マーティンのシリーズです。
小さいギターですのでトラベル用としても人気があります。
海や山に持っていって仲間と一緒に弾いて歌うのも気持ちよさそうですね。
エド・シーランが使用していたことでも有名です。

スケール(弦長)が短いので弦の張りが弱く押さえやすいのも特徴です。
アウトドア用としてだけではなく「家で気軽に弾きたい」「指が痛い」「指が届かない」「お子様用として」など幅広く使用されています。


環境に配慮したハイプレッシャー・ラミネート材という特殊な合板を使用。
トップ材はハイプレッシャー・ラミネート材のものとスプルース単板のものがあります。
基本的には単板の方が音が良いとされていますが、ルックスの違いもあるので好みが分かれるところです。
価格を抑える為、こちらのラインナップはメキシコ製となっています。

LXK2

コア柄のハイプレッシャー・ラミネイトをボディに使用したモデル。
2020年に、木目のラミネートパターンが更に美しくなりました。

ウクレレでも良く使われるコア材ですが、コア材のギターも人気があります。
木目の美しさや可愛らしい見た目で気に入ってしまう方が多いです。

LXK2のスペック
トップ板材 :HPL
サイド板材 :HPL
バック板材 :HPL
ケース :ギグバッグ
税込販売価格 ¥81,400 (2024年11月現在)

LX-1

トップ材にスプルースの単板を使用しています。
サイド&バックは定番のマホガニーパターンのハイプレッシャー・ラミネイト。
ボディ全部がハイプレッシャー・ラミネートのモデルに比べ高音の伸びが美しい。

LX-1のスペック
トップ板材 :スプルース単板
サイド板材 :HPL
バック板材 :HPL
ケース :ギグバッグ
税込販売価格 ¥81,400(2024年11月現在)

LX-1E

LX-1のピックアップ付きヴァージョン。
トップがスプルース単板なので生音も良いですが、アンプに繋ぐことが出来るエレアコ仕様になっていますのでライブなどでも大活躍。
実際にこのモデルを好んで使用しているアーティストもいます。

LX-1Eのスペック
トップ板材 :スプルース単板
サイド板材 :HPL
バック板材 :HPL
ピックアップ:Fishman Sonitone
ケース :ギグバッグ
税込販売価格 ¥99,000 (2024年11月現在)

LX-1RE

LX-1Eのルックス違いヴァージョン。
トップがスプルース単板なので生音も良いですが、アンプに繋ぐことが出来るエレアコ仕様になっていますのでライブなどでも大活躍。
ロゼッタのヘリンボーン柄とサイド&バックのローズパターンの木目が美しい!

LX-1REのスペック
トップ板材 :スプルース単板
サイド板材 :HPL
バック板材 :HPL
ピックアップ:Fishman Sonitone
ケース:ギグバッグ
税込販売価格 ¥99,000 (2024年11月現在)

LXK2とLX-1のサウンド比較

Dr.Soundのワンポイントチェック〜♪
Top材にスプルース単板を使用した『LX-1』と、
ボディ全体がハイプレッシャー・ラミネート材で出来た『LXK2』、
実際のところどっちが音が良いのか?

サウンドの比較をしてみましょう。

Top単板の『LX-1』は木材の鳴りがよく出ていてアコギ感がしっかりしていますね。
明るく抜けの良いサウンドで軽いタッチでもボリューム感もあります。
Martinならではの倍音の豊かさもあって、鳴りの良さ、アコギらしさを求めるならコッチです!

ALLハイプレッシャー・ラミネート材の『LXK2』少しこもったようにも聞こえますが、
しっとりした甘い音色が魅力的、耳に心地よいやさしく柔らか〜いサウンドです。
音量はそこまでありませんがお家でポロポロ奏でるギターとしては最適です。
また、単板の木材と比べ乾燥で割れる心配も無い丈夫なギターですよ。

単板の鳴りの良さはもちろん素晴らしいのですが、ハイプレッシャー・ラミネートの優しい音色も
魅力的で女性の方に人気だったりします。
コストを抑えるだけじゃなく明確なサウンドキャラクターを持たせて、音に妥協が無いところは
さすがMartinですね。
みなさんはどちらを選ばれますか?

ラインナップ比較

モデルLXK2LX-1LX-1ELX-1RE
税込価格¥81,400¥81,400¥99,000¥99,000
トップ材HPLSpruceSpruceSpruce
サイドバック材HPLHPLHPLHPL
弦長584.2mm584.2mm584.2mm584.2mm
ナット幅42.9mm42.9mm42.9mm42.9mm
その他特徴■コアパターンの
木目が可愛い
■トップ単板■トップ単板
■ピックアップ付き
■トップ単板
■ピックアップ付き
2024年11月現在
仕様の詳細はこちら

まとめ

今回はMartinの10万円以下のギターを紹介しました。
小振りなモデルでトラベル用にも良し、サブ用にも良し、自分に合った気軽に使える1本を探してみてください。

クロサワ楽器店ではそれぞれ気になったモデルを試奏出来ます(在庫確認していただけると確実です)。
ご来店・お問い合わせお待ちしています。

Martin価格帯別ラインナップ

他の価格帯のMartinギターはこちらで紹介しています。
是非チェックしてみてください。

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