こんにちは!
伊藤です。
本日、7月18日(日)、期待の若手ギタリスト原田斗生(はらだ・とおい)さんをお招きしてインストアライブを開催しました!
デビューアルバム「 To-i 」 は、ここ最近聴いたクラシックギターのCDの中では、もっとも衝撃を受けた演奏でしたので、ずっと生でその演奏が聴きたかったのです。
当店の在庫品の中から、事前に選んで頂いた3本を楽器を弾き比べながらの演奏、圧巻でした!
本日、使用して頂いた楽器はこちら!
●ヘルマン・ハウザー2世 1959年製
●サントス・エルナンデス 1931年製
●イグナシオ・フレタ・エ・イーホス 1989年製
プログラムはこちらです!
1、エチュードNo.1 (ヴィラ=ロボス)
使用ギター:ヘルマン・ハウザー2世 1959年製)
2、展覧会の絵より 古城 (ムソルグスキー)
使用ギター:ヘルマン・ハウザー2世 1959年製
3、ラ・グラン・サラバンダ (ブローウェル)
使用ギター:サントス・エルナンデス 1931年製
4、ガボット・ショーロ (ヴィラ=ロボス)
使用ギター:イグナシオ・フレタ・エ・イーホス 1989年製
5、カスティーリャ組曲 全3楽章 (モレノ・トローバ)
使用ギター
第1楽章:ヘルマン・ハウザー2世 1959年製
第2楽章:イグナシオ・フレタ・エ・イーホス 1989年製
第3楽章:サントス・エルナンデス 1931年製
6、ホーム (アンドリュー・ヨーク)
使用ギター:ヘルマン・ハウザー2世 1959年製
【アンコール】
展覧会の絵より プロムナード、小人 (ムソルグスキー)
使用ギター:ヘルマン・ハウザー2世 1959年製
いやー、何といっても、展覧会の絵を生で聴けるとは!
山下和仁さんが1980年頃に編曲、演奏されてから、
数多くのギター愛好家が弾きたいと思っても、とても弾けたものではない超絶技巧の難曲。
プロムナードの和音の響きがいいんですよねぇ。
古城での歌いまわし、音色の使い分けも見事でした!
他にも、単調になりがちなヴィラ=ロボスのエチュードの強弱の付け方や、
ブローウェルの超絶技巧、ヨークの曲でのしっとりした歌いまわし、などなど、
聴かせどころ、見せどころが次々と・・・
また、とても印象的だったのは、これまで多くのギタリストの方にインストアライブにご出演頂きましたが、誰よりも、その楽器の音の特徴がはっきりと違いの分かる演奏だったような気がします。
楽器1本1本の個性がすごくはっきりと聴こえてきたので、楽曲とギターの組み合わせもとてもよかったのだと思います。
終焉後、ご来場のお客様みなさまが、いい笑顔になっていたので、
企画してよかったと思いました!
記念撮影
サインもしてもらいました!
額縁に入れると、ちょっと文字が隠れてしまいました(^_^;)
原田斗生さん、素晴らしい演奏をありがとうございました!