Martin CTM D-45 Guatemalan

【D-45とは】

1904年にそれまで最上位モデルであったStyle42よりもさらに豪華な装飾を持ったStyle45が登場。はじめは0、00、000サイズでの発売となり、当時は指板インレイもStyle42同様のスノーフレーク・キャッツアイインレイでした。後に生まれるドレッドノートサイズに合わせてカントリー歌手のジーンオートリ―の為に作られた一本を皮切りに1933年にから1942年までの9年の間に91本のD-45が生産されました。長らく生産がされず時が経ち、1968年にMartinヒストリーの研究者マイクロングワースの提案で再生産が始まります。ボディ周りと指板のハイポジション迄装飾で縁取られ、サイド・バックにもインレイの縁取りが施された豪華な外観。現在では指板のポジションマークに大きく印象的なキサゴンインレイとしたおしゃれで手の込んだインレイとなっている点も特徴です。厳選された最上級の木材を使用して作られるモデルとして非常に人気の高いD-45。Style45が最高峰と言われる所以は美しい見た目や、価格から来るものではなく、間違いなくMartinのアコースティックギターの中でも優れた響きを持つギターであるが故のものです。低音から高音まですべての帯域で美しく荘厳なひびきを持ち、1ストロークだけでも圧倒的な存在感が生まれます。選び抜かれた木材の外観も実に美しく、理想のギターと言えるでしょう。今回は現行品D-45に拘りの仕様を反映させた特別なカスタムオーダー品をご紹介します。画像だけではなかなか伝わり辛いですが、手に取った瞬間にわかる良さを持った担当オススメのモデルです!

【CTM D-45 ItalianAlpineSpruce×GuatemalaRosewood】


一本限定カスタム品。Style45の中でも数少ないスノーフレークインレイ指板と大き目のパウア貝ブリッジピンドットが特徴のGolden Eraの仕様を感じる一本です。味のある外観のエイジングトナーのトップフィニッシュに、トップには最高グレードの杢目が整った美しいイタリアンアルパインスプルース。サイド・バックには同じく最高グレードのグアテマラローズウッド。濃淡のはっきりとした色味と力強さすら感じてしまう豪快で美しい杢目は見ているだけでも楽しめてしまう美しさ。最高グレードの木材をバランスよく纏めているのはヘッドからボディエンドまでの縁取りに使用されたフレームメイプルのバインディングと海を連想させるような青みがかった煌びやかさを持ったパウア貝のインレイ。美しい杢目を豪華な額縁のようにしっかりと纏め、バランスの面でも美しさを感じる外観になっています。現行品同様のナット幅44.5mm幅に、丸みを帯びあがら僅かにVシェイプが入ったModifiedLowOvalシェイプ。ハイポジションが従来より細めの幅でネック全体の演奏性を高めたPA(PaformingArtist)テーパーも採用。さらにボディの響きの個性を左右するブレーシングは薄く加工されたGoldenEraスタイルのスキャロップドブレイジングにアディロンダックスプルースを使用しています。ブレーシング材を丁寧に薄く削り込む事でトップの振動を妨げることなくトップ板の剛性を生み出しています。ブリッジピンには牛骨ピンに大き目のパウア貝のドットインレイ。青みを帯びたパウア貝を全体に使用することで外観でも通常のD-45から更に豪華になった印象を受けます。響きはD-45らしさを持ちつつ圧倒的な反応の速さと音の伸びを感じます。重厚感の出るドレッドノートサイズにおいて弾き込んで初めて出てくるような響きが現段階で感じられる一本です。

【詳細画像】

【仕様】


トップ:イタリアンアルパインスプルース(プレミアムグレード)
ブレーシングパターン:アディロンダックスプルース(GoldenEraスタイル)
(フォワードシフト/スキャロップド)
サイド・バック:グアテマラローズウッド(プレミアムグレード)
ヘッドプレート:グアテマラローズウッド(プレミアムグレード)
ネック:マホガニー
ネックシェイプ:Modigied Low Oval
指板・ブリッジ:エボニー
バインディング:ヨーロピアンフレームメイプル
スケール:25.4″(645.2mm)
ナット幅:1 3/4”(44.5mm)
トップフィニッシュ:エイジングトナー

オリジナルハードケース付き

【オーダー店舗情報】お問い合わせはコチラ

タイトルとURLをコピーしました