こんにちは!
今回は話題沸騰中、当店でも爆売れのNinjutso Soraをレビューしていきます。Soraの購入を検討されている多くのひとがそうであるように、筆者はデバイスマニアです…かなりマニアックな記事になると思いますのでご了承ください…
XM-1クローン つかみ持ち専用のFPS向けゲーミングマウス
Soraは「Endgame Gear XM1」のクローンモデルです。両者に共通する特徴は、低いクリック部と尻高な形状…某L社の某SUPERLIGHTと比較するとよくわかりますが、マウスのかなり後方に形のピークがあります。これはつかみ持ちに特化した形状となっています。
👉参考:マウスの形状比較サイト「EloShapes」👉
https://www.eloshapes.com/index.html?mouse=Ninjutso%20Sora&mouse=Logitech%20G%20Pro%20X%20Superlight
この記事を読んでいるかたの多くはおそらくデバイスマニアだと思うので、いまさら解説しなくてもいいかもしれませんが、マウスの持ち方には、指先でホールドするつまみ持ち、手のひら全体でホールドするかぶせ持ち、その中間のつかみ持ちの3種類があると言われています。
尻高頭低のこの形状はとりわけ「かぶせ持ちよりのつかみ持ち」と相性がいいです。
👉参考:マウスの形状比較サイト「EloShapes」👉
https://www.eloshapes.com/index.html?mouse=Ninjutso%20Sora&mouse=Endgame%20Gear%20XM1r
つかみ持ちには2種類ある?
つかみ持ちには2種類あります。指の付け根をマウスにつける持ち方と、手のひらの付け根(写真で赤く囲んでいるあたり)をつける持ち方です。
前者は「つまみ持ちよりのつかみ持ち」後者を「かぶせ持ちよりのつかみ持ち」と呼べるでしょう。
「かぶせ持ちよりのつかみ持ち」の特徴は、水方向のエイミングの安定性にあります。XM1はその安定性をさらに生かすために、マウスのお尻を高くする、指の接地する側面にくびれを設けるなどして、かちっとしたホールド感を実現しています。
Soraは基本的な形状はXM1を踏襲しているものの、お尻の幅を小さく、くびれ具合を大人しくし、特有のホールド感を緩和しています。いい意味で遊びができることにより、指先でのエイミングがしやすくなり、上下方向のエイムの柔軟性が増しています。
まとめ
そのほかの優れているところ
形状のちがいのほかにもSoraの利点は数多くあります。まずなにより軽い!そしてワイヤレス!
50g以下のマウスは、ホールドしやすい形状も相まって「手で持っている」という感覚なしにエイムに集中することができます。
クリック部のスイッチに採用されている、Huano Pink Dotは、軽く、クリスピーなクリック感が心地よいです。さらさらとしたコーティングは、ひとによってはグリップテープが必要になるかもしれませんが、こちらも心地よい手触りになっています。
そしてなにより秀逸なのは軽いホイール。XM1rのホイールはどちらかというともったりしたホイール感でしたが、Soraのホイールは軽く小気味よく操作できるようになっており、バニーホップを多用する現代のゲームにぴったりです。
「かぶせ持ちよりのつかみ持ち」でマウスをホールドするかたは、Ninjutso Soraでマウス探しの旅がエンドゲームするかもしれません。
現在当店でもご予約待ちの方がいらっしゃいますし、入手しづらい状況ではございますが、ご検討されてはいかがでしょうか?
当店では展示機もあり、実際にマウスを触って試すことが可能です。ぜひこれを機にクロサワ楽器お茶の水駅前店までお越しください!