History
“プレイヤーひとりひとりの表現をどこまでも自由させ、その音を聴くすべてのリスナーにかつてない音楽体験を届けられる楽器作り”
1998年 – 東京都荒川区町屋に、「フリーダムカスタムギターリサーチ」を設立。
小規模ながらも、塗装ブースも完備した、フルオーダーギターが製造可能な工場を構築。
修理業務を中心にオーダーギター&ベースの製造販売、関連商材の販売に着手を開始。
2023年 – 創立25周年を迎える。
F.C.G.R.は創業当時から分業体制で、東京下町にある小さな工場で 「プレイヤーがハートを自由に解放できて、音楽に集中できる良い楽器とは何なのか?」 への答えを模索しながら製品を作り続けています。
これは同じ意思有る者が集い 「何故?どうして?何の為?を皆で探求していくこと」 で決して独りよがりではなく、卓越した技術を持つあらゆる視点から追求して一つの楽器を作り上げる良さを体感していたからです。
そうして完成したギターやベースを、「世界中のミュージックピープルから喜ばれるような楽器」「自分の孫に手渡せるような、これから未来へ向けてののヴィンテージ」として世に生み出し続けていきたいと常に意識して、楽器製作に日々従事しております。
製品の特長とポリシー
『CRAFTSMANSHIP』
現代においてヴィンテージと称される、偉大なる先駆者達の軌跡を辿り、遥か未来には我々が生み出した楽器がそうなることを夢見て、さらなる高みを探求する日々。
「最先端の技術」と「職人的な手業」を融合させ、私たちはかつてないクオリティを保つことに成功しました。
全ては、プレイヤーであるあなたにとって、最高の1本であるために。
プロフェッショナルな現場で使用される方でも、リビングルームで音楽を楽しまれる方でも、どんなプレイヤーでも満足できる楽器を届けたい。
全てのプレイヤーが自由に音楽を表現できるように、私たちの飽くなき探求は続きます。
『WOOD』
多様化するニーズを敏感にキャッチしながら、過酷な環境下でも耐えうるギターを製作すること。東京に拠点を置く理由はそこにあります。
世界中から入荷された木材は厳しいチェックの後、一定の湿度が保たれた倉庫で半年~1年寝かせてから使用します。私たちはあえて「セレクテッド・ウッド」という言葉は使いません。
なぜならばそれは私たちにとって当然のことであるからです。
東京に拠点を置く理由
“使われる環境下で楽器を一から作ること”
弊社東京都内の自社工場で、素材(木材)の状態からギターづくりをやり続けております。しかし、大きな寒暖差や湿度差が生じる東京という場所は、木材を使った楽器作りには適しておりません。
ではなぜそのような場所で製作を続けるのか?
それは楽器が使われる地域で最も多いのは、木材にとって過酷な環境である “ 都市部 ” であるという事実に起因しております。
角材などの素材から加工をして行く段階で 「都市部の多様な気候になじませながら作り上げていく」そうすることで「長持ちする可能性が高まる楽器作りができる」ここが弊社の楽器作りに対する、色んな作業や仕事における肝心な部分です。
私たちは 「長持ちする・長持ちさせる」 ということを真剣に考え、その為に必要なことを常に模索しています。同じ物など一つもない自然が生み出した木材と会話しながら、1本1本を作りだして行くことを続けています。そして、楽器が実際に使われる環境に最も近い場所でリサーチし続ける為に、都市部で楽器を作る道を選んだ訳です。
『NECK』
僅かな狂いも許されないネックは、おおよそ3段階に分けて少しずつ加工されます。各段階で木材の反りを出し切るため、2~3週間必ず倉庫で寝かせるのです。時間をかけて木材と向き合う事で、非常に反りにくい安定したネックが生まれます。ネックグリップは職人のナイフにより形を整えられ、擦り合わせの必要がない程正確にフレットが打ち込まれます。
『BODY』
ボディも同じ様に形状を安定させるため寝かせながら加工されます。また、木材の接着面の精度や接着に使う接着剤に対しても、鳴りや耐久性を高い基準で追求しています。大量生産された「製品」でなく「楽器」であること。わずかな誤差も許さない、割れや反りに強く、かつ美しいボディライン。職人がピン・ルーターやナイフ使って1本づつ生み出した造形美を、ぜひ手に取ってみてください。
『COLOR』
豊かなイマジネーションから生まれる、息を飲む美しさ。それぞれの色にはストーリーがあり、もはや視覚的な音楽と言っても過言ではありません。長年積み重ねられた検証と経験から、コンセプトに応じ塗装の厚みや種類を変えることで、より良いサウンドに一役買っています。印刷物やモニターで表現しきれないその発色は、ぜひ間近でご覧頂くことをお勧めします。
『FRET』
私たちの作るギター、ベースには、抜群のサウンドスピードとロングサスティーンを誇るステンレス製のオリジナル・フレットが打ち込まれています。硬度を調整する事で、従来のステンレス・フレットにありがちな「硬すぎる音」という問題を解消。ステンレスのため錆びず、煩わしいメンテナンスが不要です。そして、フレットの頂点を均一に揃えるすり合わせは、実際に弦を張った状態と同じ負荷をネックにかけながら作業します。自社で開発した特殊な装置を使い調整することで、大量生産品とは一線を画す高い演奏性と音の安定性を実現しました。どのポジションでも訛らない正確なピッチは、ライブやレコーディングにおいてひとつ上のアンサンブルを体感いただけるでしょう。
『SETUP』
職人たちの技術と熱意が込められた素材がここでひとつになります。ナット、ピックガード、ピックアップ、スイッチ類…などこだわり抜いたパーツが搭載され、一本一本の個体が持つサウンド特性を見極めたうえで、ベストなバランスに調整します。その過程で、楽器本体にパーツを留めるネジの締め付け具合はサウンドに大きな影響を与えます。我々はそれを調整することをトルクマネジメントと呼び、出荷する全てのギター、ベースがより生き生きとしたサウンドを奏でるよう微調整を行った上でプレイヤーの皆さんにお渡しいたします。
PRODUCT
EZa | Hydra series | Pepper series |
Shaker | RR series | Retro series |
Blowzer | Anthra | Dulake series |
Rhino series | Retro series |
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