Nakagawa Guitars【国産ブランド紹介】

History

ビルダー 中川 清司(なかがわ せいじ)

1985年7月8日産まれ39歳。高校卒業後ESPギタークラフトアカデミーで2年間楽器作りの基礎を学んだ後一般企業に就職。会社員として勤務する傍らオーダーギター・ベースの製作・リペアを継続。2022年NAKAGAWA GUITARS設立。会社員時代に現在プロギタリストの山岸竜之介と出会いこれまで彼に3本のギターを製作。2024年のサウンドメッセ大阪・横浜ミュージックスタイルに出展。

Nakagawa Guitarsは三重県鈴鹿市にてギター製作やリペアを行う、小さな工房です。昨今、様々な国産ギターが世の中に出てきておりますが、どうしても没個性なブランドが生まれてしまうのも事実です。Nakagawa Guitarsはそんな日本国内のギターブランドの中でも一際異才を放つ稀有なブランドで、一度Nakagawa Guitarsを手にしたプレイヤーを次々と虜にしております。

Nakagawa Guitarsの魅力
・オリジナリティー溢れる芸術的なルックス
・豊かなサスティンと分離感に富んだ色気のあるサウンド
・中川氏の楽器製作に対する真摯さ

製品の特長とポリシー

NAKAGAWA GUITARSは希少な木材やレジンなどを使いデザイン性が高く美しい、そして良質な木材の持ち味を存分に生かしたサウンドの『あくまで優れた楽器』である事を念頭に置いて製作しています。各ギターの個体に合わせ、木材やパーツを選定し木工加工から塗装・セットアップまで私一人の手で行うハンドメイドです。故に製作本数は年間10本程度と少量ですが同じ物は一つ無いお客様だけの一本に出会えると思いますので是非一度お手に取っていただければと思います。

まずルックスに関しては、細かい作業(木材の切り出しや埋め込み作業、塗装の塗り分け等)を惜しみや妥協一切なく施しており、そして中川氏が持つ唯一無二のセンスにより、世界で勝負しても全く引けを取らない芸術品の様なギターを作り出しております。実機をご覧頂くと、宝石の様な妖艶さを放つ輝きと透明感をご実感頂けますが、よくぞ木材の杢目と塗装だけでこれほどの美しさを引き出す事が出来たもんだと思わされるばかりでございます。

次にサウンドに関してですが、とにかく弦振動に対するレスポンスに優れている事が上記の特徴の全てであると思われます。音の立ち上がりをしっかりと拾った上で、振動の減衰を殺す事なく自然に音量が小さくなっていくので、上記特性が生まれたのでしょう。その様な特性を得るに至って、ビルダーの中川氏がいかに懇切丁寧な作業をしていたのかが想像するに容易いのではないでしょうか。

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Factory

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