現在のマーティンギターのレギュラーラインナップには無い14フレットジョイント、25.4″（約645mm）のロングスケールを持ったOMサイズにてStyle45のオーダー、全体のカラーにNavyBlueのカラーで仕上げています。MartinのNavyBlueカラーはエリッククラプトンが持つ000サイズのMartinでも一時期使用したことで印象に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
トップには現在では希少になりつつあるシトカスプルースを、サイド＆バックにはインディアンローズウッドをチョイス。いずれもMartin社が所有する木材の中で最上位グレードのプレミアムグレードの選定木材を使用しています。サウンドホールを覗くと見えるインディアンローズウッドの杢目は濃淡がはっきりとして濃い色の中にも赤みがかった力強く真っ直ぐな美しい杢目。これまでマーティンが使用してきたローズウッドの中でも最も長期にわたって人気を得ているインディアンローズウッドと厳選されたシトカスプルースにより抜けの良い美しいサウンドになっています。バランスと言っても過言では無いサウンドを奏でてくれます。指板にはスタイル40番台のモデルの象徴とも言えるヘキサゴンインレイ、もう一つの象徴と言える縦ロゴが輝くヘッドプレートにはエボニーの化粧板を採用。一見すると色で覆われたようなヘッドプレートも良く見ると杢目がある上質な木材であることが分かります。対してヘッドプレート以外は杢目が透けて見えないように、かつ響きをできるだけ止めず最低限の薄さで塗り込まれたNavyBlueのカラー。Styke45の豪華な装飾とNavyBlueの組み合わせは他のモデルとの存在感に一線を画し、この個体の美しさ・魅力を更に押し上げているように感じます。さらにギター全体を縁取るバインディングにはフレームドメイプルを贅沢に使用。深みのあるNavyBlueカラーと対照的な明るく光沢感のある杢目が、個体全体の印象を引き締めてくれます。ネックシェイプはかまぼこ型で握りやすくグリップ感の良いロープロファイル。ナット幅は細目の42.9ｍｍ。細めの握り込みがしやすいシェイプですので、ローポジションでのロックグリップを多用する方や細目のネックを好まれる方へもおススメのネックです。ブリッジサドルには弦高調整も容易なショートサドル仕様を採用。プレミアムグレードの木材と000ボディ・645ｍｍの長めのスケールのよるテンション感が相まり、低音から中音域の輪郭がはっきりした響きとリバーブ感の強いクリアで煌びやかな高音が非常にバランスよく響いてくれます。モダンな演奏性と最高の材を組み合わせ、さらには存在感のあるカラーリングから今現在のマーティン社が提供する最上級のサウンドと存在感を感じさせてくれるカスタムモデルとなっております。
【仕様】
Body Size:000-14Fret
Top Material:SitkaSpruce(PremiumGrade)
Back Material:IndianRosewood(PremiumGrade)
Side Material:IndianRosewood(PremiumGrade)
Neck Material:Genuine Mahogany
Binding:EuropeanFlamedMaple
Neck Shape:LowProfile
Fingerboard Material:Black Ebony
Fingerboard Pearl:Style 45 Heagon
Scale Length:24.9″(約632mm)
Fingerboard Width at Nut:1 11/16”
Bridge Material:Black Ebony
HeadPlate：Ebony
Tuning Machines:Grover Gold,V97
【詳細画像】
【試奏動画】
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