今回はいくつかのエレキギター関連ブースをお届けするエレキギター関連のクイックレポート。
まずはじめにご紹介するのは入戸野 徹氏によるギターブランド「Toru Nittono Guitars」。
70年代に国内楽器工場で勤務した後、81年に渡米しLA Guitar Worksカスタム・リペアショップで多くのヴィンテージギターを含む多数のリペアやカスタムギター製作に携わり、2000年に独立して立ち上げたのがこのブランドです。
数多の経験に裏打ちされた入戸野氏の製作するギターは大きな評価を得ており、下の写真内にもあるように、ロベン・フォードやカルロス・サンタナにも愛用されているそうだ。
続いては世界各国のブティック・ギター・ブランドが集う「Boutique Guitar Showcase」から2つのメーカーをお届け。まずこちらはポーランドのルシアー、マレック・ダベックによるブランド「Stradi」。写真にも映る「Symphony Bass」というベースでもその名を知っている方もいるだろう。非常に高度な芸術性/独創性を持ちながら高い演奏性も誇る完成度の高い楽器だ。
続いて同じく「Boutique Guitar Showcase」からお送りするのはロシアのサイモン・パダルカによるハンドメイド・カスタム・ギター・ブランド「Padalka Guitars」。ありそうでなかったボディシェイプとホーン/カッタウェイ部分をはじめ立体的で独特なつくりが目を惹くが、現代的でツボを心得たスペックにも定評がある。
続いてはこちら、Reverend Guitarsのブース。
1997年、デトロイトでジョー・ネイラー氏により立ち上げられたブランドで、斬新なデザインながら多くの人に受け入れられるよう細部にまで気を配って製作され、現在ではビリー・コーガン(スマッシング・パンプキンズ)やザ・キュアーやデヴィッド・ボウイのギタリストとして知られるリーヴス・ガブレルス、ベーシストのミシェル・ンデゲオチェロなど多くのアーティストに使用されています。
最後に紹介するのは、皆さんご存知のDimarzioブース。
ブースの壁面にはDimarzioピックアップ使用アーティストたちの写真がずらりと並び、圧倒的な圧を感じずにはいられません。もちろん、試奏が可能なようそれぞれのピックアップを搭載した各アーティストのシグネチャーモデルも用意されていました。
また、ピックアップだけではなく、ストラップやシールド・ケーブル等も多数展示。こちらもアーティストモデルを中心に人気の商品です。