Martinブースレポート(3)

Martinブースレポート(2) に引き続き新モデルやスペシャル・モデルをご紹介していこう。

こちらのドラゴンのインレイが印象的な一本は、「D-45 Excalibur」アーサー王伝説に登場する聖剣エクスカリバーをモチーフにしたモデルで、ヘッドからネックにかけて剣が貫くようにインレイが入れられている。

こちらはAuthentic Seriesから、新モデル「Size 1 De Goni Authentic 1843」。1843年に製作された、記録上最初期のXブレーシングを採用した、最初のSize 1モデルを記念して製作されたギターだ。この元になったギターはモデル名にも入っているように当時アメリカで人気のギタリストであったDelores N. de Goñi夫人へ贈られたものだという。

こちらはカスタムショップ・モデル。インレイやバインディング、そして木材にも見るからにクオリティの高いものが使われているのがわかる。

こちらも新モデル、Vintage Seriesに新たに登場した「MODERN DELUXE」シリーズ。 Vintage Tone System(VTS)技術を採用したトップ材を使用し、見た目やトーンにヴィンテージの風合いを増しながらも、チタン・トラスロッドやLiquidmetal レッド・ドット・ブリッジピン、重量を増やさずにボリュームを大きくできる複合炭素繊維製ブリッジプレートなど最新のスペックも搭載している。同シリーズにはD-18、D-28、000-28、OM-28がラインナップされている。

こちらも新モデル、Juniorシリーズの「D Jr. 10」「D Jr. 10E」「D Jr. 10E Burst」。

これらは好評だったJuniorシリーズの「D Jr.」「D Jr. E」「D Jr.2 Sapele」 「D Jr.2E Sapele」をアップデートしたモデル。トップ材は 「D Jr. 10」「D Jr. 10E」 それぞれのモデルでシトカ・スプルースまたはサペリのモデルがラインナップされている。 上の写真には写っていないが、サンバースト・フィニッシュのモデルにはピックアップ無しの「D Jr. 10 Burst」もあり、これらのバーストモデルのトップ材はシトカ・スプルース。

こちらは上記「MODERN DELUXE」シリーズにも採用されていたLiquidmetalという特殊な合金を使用したブリッジピン。従来のピンと比べて、ローエンドやトーンの豊かさを犠牲にせずにボリュームとサスティーンを増大させる効果があるそうだ。

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