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オリジナルレスポール最終年1960年から60年となる今年2020年に、アニバーサリーモデルが完成しました。
毎年のように繰り返されたモデルチェンジの末に辿り着いた、最終型の登場です。
59レスポールとも違う、60年製らしいマニアックな特徴も再現されています。

3タイプのネックシェイプの登場

エリック・クラプトンやジョー・ウォルシュ等、愛用者も多い60年製レスポール。
一般的には『薄型ネック』『明るく残るチェリーサンバースト』等のイメージで語られることが多い60年製ですが、実際には

  1. 59年スタイルのネック形状をそのまま引き継いだ60年初期型

  2. 過渡期と言われる中間の形状

  3. 一般的に知られる最終期の60年スタイルのスリムネック

と、ネック形状が徐々に変更され、様々なシェイプが現存するようです。
今回のモデルではそれぞれ【Version 1】【Version 2】【Version 3】として再現されています。

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Version 1

59から引き継いだラウンドネック。今回のシェイプは比較的細めの、ヴィンテージらしいリアルなシェイプとなっています。

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Version 2

60スペックのスリムネックが採用された初期の、比較的握りやすいシェイプです。

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Version 3

更に薄くなった最終期のシェイプ。一般的なレスポールのネックが苦手なプレーヤーでも違和感が少ないと思われます。

ヴァージョンごとのカラーバリエーション

また、同様にチェリーサンバーストの色味や褪色具合を再現、ネックシェイプごとにヴァリエーションが用意されています。

Version 1

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Deep Cherry Sunburst

59スペックを引き継いだ60年初期の、しっかりとチェリーが残るミント〜ニアミントのヴィンテージに見られる色味。

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Antiquity Burst

59スペック期のチェリーが程良く褪色したような、薄っすらと赤味が残る絶妙なティーバーストを再現。

Version 2

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Tomato Soup Burst

60年スペックに変更された初頭の『トマトスープ』と呼ばれる赤味の強いチェリーサンバーストを再現。

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Orange Lemon Fade

トマトスープのチェリーが程良く褪色したような、オレンジ掛かったタンジェリン系の特徴的な色味を再現。

Version 3

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Wide Tomato Burst

60年後半に見られるトマトスープのヴァリエーション。サンバーストの幅がやや広い、レスポール最終期に見られるカラーを再現。

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Washed Bourbon Burst

オリジナル・バーストレスポールとしてはレアカラーのダークバーストですが、2014年に発売された Collector’s Choice #18 Dutchburst 等、現存するバリエーションです。当時の高級機種 L-5 等、フルアコの伝統カラーの転用でしょうか。

パーツ類の再現

Version 1では59同様のパーツを継承、Version 2以降にはメタルトップノブ、Kluson “2コブ“ チューナーを搭載。勿論、全てオリジナル期のパーツを解析し同様の素材、形状まで再現した『True Historic』パーツを搭載しています。今回、同様のクオリティーにて60‘sパーツも復刻されています。

2020年の『60th Anniversary 1959 Les Paul Reissue』時のアップデイトを継承

最新のスペックをフル搭載した、究極のリイシューモデルです。

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True Historicパーツをフル装備

2015年に True Historic 登場時に話題となったリアル・リイシューパーツ。ヴィンテージパーツを細部まで解析、素材、構造、形状を再現した純正リイシューパーツをフル搭載しています。

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オールニカワ接着

2015年の True Historic 以降標準となった、ボディートップ、指板接着、ネックジョイント等すべてオールニカワ接着を採用。

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“Unpotted” Custom Bucker PU

2013年以降標準装備となった最高峰 PAF クローンの Custom Bucker PU。2020年からヴィンテージ同様ロウ付けの無い仕様で統一されています。

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New CTS Pot

オリジナル Pot のカーブを細かく解析し、CTS 社に特注。ボリューム10から少し絞っただけで音色のニュアンスをコントロールできます。

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New Bumble Bee Cap

ヴィンテージ・トーンを再現する重要なパーツとなる "Bumble Bee” コンデンサー。新しいこの "Paper-in-Oil Capacitor” が生み出す暖かくふくよかなトーンは、リイシュー・レスポールを完成型へと導く"ラスト・ピース"の一つと言えます。

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New Head Logo

Gibson のロゴの『G』の上部が若干丸くなり、これまでのやや角張ったフォルムから50年代然とした丸味のあるシルエットに変更。ヘッド部の表情がオリジナルのヴィンテージに近付きました。

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New シルクスクリーン

Les Paul MODEL と表記されたシルクスクリーンの色味、フォントサイズと位置が変わりました。

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New ディッシュ・インレイ

指板上の"ディッシュ・インレイ"と言われるポジションマークの素材も変更されました。以前のやや白味が強いセルロイド製から、ヴィンテージのように薄っすら黄色く灼けた様な色味になり、オールドギター然とした佇まいになっています。

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New 60th Anniversary バックプレート

今回の60周年モデルのスイッチ・プレートに特製のメタルプレートを装着しています。勿論、通常のプラスチック製プレートも付属しており、通常使用時に交換することも可能です。
認定書もゴールドカバーの特製の物が用意されています。

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“チューブレス”ヴィンテージ・トラスロッド

2013年から標準装備されている、ヴィンテージスタイルのチューブレス・トラスロッドを搭載しています。

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