ボディにはアッシュ材を採用
2021年に入って起きたウッドショックによりアッシュ材の価格は高騰し、アッシュ材を使用しているギターは値上げが余儀なくされました。
SCHECTER の BH-1(アッシュ材をボディに使用)も例外ではありませんでしたが、今回のオーダー品の BH-1 では値上げ前の価格が適応されております。
ネックにはローステッドメイプル材を採用
ローステッドメイプルとは、メイプルを高温で加熱処理して材の中の水分や油分を揮発させることにより剛性を高めた材で、その利点は "安定性" にあります。
木材はギターとして完成した後も徐々に乾燥が進み、年月を経るとともに材として安定し、反りやねじれといったギターの演奏にとって障害となるトラブルが生じ辛くなります。このような時間に伴う変化のことを経年変化と言います。
ローステッドメイプルはメイプル材を高温で熱することにより木材を経年変化した状態に人工的に近づけたものであり、完成時から比較的安定した状態で、安心して演奏することが出来ます。
ピックアップには Tom Anderson 製をマウント
フロント&センター:Tom Anderson SA-1
リア:Tom Anderson H2+
SA-1:長年シングルコイルのスタンダードとなっているピックアップ。存在感のある中低域とダイナミックレンジの広さが特徴のモダンサウンド。高音の気持ち良さも特筆ものです。もちろんハムキャンセルで、ノイズフリー、カバーレスタイプです。
H2+:ロングセラーの定番ハムバッカー。極めてワイドレンジなサウンドで、ハイとローがしっかり伸びきる中に、たっぷりとしたミドルが力強く鳴り響きます。人気のリア用ハムで、バランスのとれたサウンドです!!
Tom Andersonピックアップにしたことによって、低域、中域、高域がさらにバランスよく出力するようになった為、全体的に音のバリエーションの幅が広がります。
ブリッジにはお馴染みの GOTHO 510TS-FE1 をマウント
通常の BH-1 には Wilkinson タイプのブリッジがマウントされていますが、今回のオーダー品では 510TS-FE1 を採用致しました。
直感的なセッティングが可能な人気のブリッジです。サドルの上面が平らなタイプの為、滑らかにブリッジミュートが可能です。
コイルタップ・ローカットスイッチ機能搭載
ミニスイッチを手前に倒せばコイルタップスイッチが発動し、トーンノブを引っ張れば SCHECTER お馴染みのローカットスイッチが発動します。
それぞれの機能のミックスも可能なので幅広い音作りを体験できます。