■Tomasi-Musso Guitar Duo (Davide Giovanni Tomasi、Marco Musso) PROFILE
イタリアのギタリスト、ダヴィデ・ジョヴァンニ・トマジとマルコ・ムッソによって2016年に結成されたトマジ=ムッソ・ギター・デュオ。結成以来、ヨーロッパ全土はもちろん、日本、メキシコ、ロシア、台湾、と、世界中で演奏活動を行っており、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヴェネチア・フェニーチェ劇場、リンツ・ブルックナーハウス、トリノ・ウニオネ・ムジカーレ、名古屋・宗次ホール、グアダラハラのコンジュント・サンタンデールなど、名だたるホールや音楽祭にソロやデュオで招かれています。イタリア国内外の音楽院や大学からマスタークラスの依頼を受けることも多く、2013年から2015年にかけてマルコはデ・ソノ・トラストから助成金を受け、2017年にはダヴィデが世界で最も権威のあるコンクールのひとつであるミュンヘンのARD国際音楽コンクールで最優秀賞を受賞しました。彼らの音楽的ビジョンと新たな可能性への絶え間ない研究により、ピアノ独奏のための数々の作品がオリジナルな編曲によって、このアンサンブルのための全く新しいレパートリーに加えられ、このコンセプトによって、クロード・ドビュッシーとモーリス・ラヴェルの名曲に捧げた彼らのファースト・アルバム『ミロワール』が2019年にBAMミュージック・インターナショナルからリリースされました。彼らのレパートリーには、フランス印象派に加え、ヨハン・セバスティアン・バッハの鍵盤楽器のための作品、イサーク・アルベニスのピアノ作品、マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコの2本のギターのためのオリジナル曲などがあります。2024年、ダヴィデはトラーパニのアントニオ・スコントリーノ音楽院でギターの教授職に就き、マルコは現在ロヴィーゴのフランチェスコ・ヴェネツィエ音楽院に勤務しています。トマージ=ムッソ・ギター・デュオはダダリオ社がスポンサーとなっています。