“スタッフ櫻井がミヤザワフルート駒ケ根工場を見学!!”
日本を代表するフルート専門メーカーの1つ、ミヤザワフルート。 決して失ってはいけない伝統的なハンドメイドの温かさと、 機械製造による先端技術を掛け合わせ、 常に新しい技術を取れ入れながら高い品質の実現を目指し、 様々なニーズに合わせた幅広いラインナップを展開しています。 今回はスタッフ櫻井がミヤザワフルート駒ケ根工場へお邪魔してきました。 |
〇ミヤザワフルート駒ケ根工場に到着!!
元々長野県の飯島町にあった工場ですが、 昨年同じく長野県内の駒ケ根市にお引越しされ新築工場に...!! 山々に囲まれ、空気が澄んでいて気持ちが良い!! 建物の綺麗さももちろんですが、 中も広々としていて、快適そうな印象でした。 |
見学前に、プロジェクターを使用して 工場見学の流れについて説明して頂きました。 |
説明が終わり、いよいよお楽しみの工場内部へ...♪ |
〇製管(管の加工)
はじめに、トーンホールの位置を決め 下穴を開けます。 |
先程の下穴(小判型)を元に機械を使用して音孔を引き上げ、 トーンホールを形成していきます。 |
〇リッププレート製作
個体差が少なく、鳴らしやすい歌口。 |
〇頭部管 テーパー加工
フルートの要とも言える頭部管。機械を使用し、全体を絞ります。 こちらの機械は創業当時からずっと大事に使われているそうです。 |
〇彫刻
機械を使用して彫刻を彫っている様子です。 削りカスで傷が入らないよう、切削油を流しながら |
〇ハンダ付け
高度な技術が求められるハンダ付け。 ポストや台座を管体の決められた位置に溶接していきます。 |
少しでも位置がずれてしまうと パイプやシャフトが通らなくなってしまいます。 |
〇パーツ加工
こちらはキィパーツ。少しずつ削りながら ポストやシャフトに合うように加工していきます。 |
温度の調節が難しいロウ付け。 ポストやシャフトに合うように加工していきます。 |
〇バフ研磨
“バフ”と呼ばれる布を高速で回転させ 表面を磨いていきます。 |
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研磨後も厳しくチェックし、 小傷などがあると同じ工程を繰り返すそうです。 |
〇組み上げ
完成したパーツが丁寧に 調整されながら組み上げられていきます。 |
こうして1本1本丁寧に作り上げられ販売店へ出荷されます。 |
〇最後に.... 伝統的なハンドメイドの部分は、歴代の職人により 大切に技術が継承され、 マシンメイドの部分では、他社メーカーでは目にしない 最新鋭の機械が導入されていました。 人の手、機械、それぞれの技術をバランス良く取り入れることで バラつきの少ない、高品質なフルートが作られているのだと あらためて実感いたしました。 日本を代表するフルート専門メーカーの一つとして、今後も ご来店頂くお客様へ見えない部分まで丁寧に説明していきたいと思います。 |
ミヤザワフルート様、貴重な機会を
ありがとうございました!!
ありがとうございました!!
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クロサワウインドお茶の水
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