Premium Acoustic Review

「Martinを超えた最高のMartinギター!!」
1800年代後半から始まったアーツ・アンド・クラフツ運動に敬意を表して制作されるシリーズの3本目のモデル。 まずは何と言ってもこの豪華絢爛なルックスに目を奪われます。 通常シンプルなデザインの多いMartinギターですが、このモデルはコンセプト通りの美しい装飾で、ヘッド、指板、ロゼッタ、ピックガードはもちろん、ネックヒールにモチーフを入れる等非常に細かい箇所まで作り込んであり飾っておくだけでも絵になる、もはや工芸品の域に達しているとも言えます。
しかし、ここからがMartinの真骨頂とも言うべきポイントだと感じますが、見た目だけでなくサウンドが極上です。 トップ材にはVTS加工されたアディロンダック・スプルース、サイド&バックにはジャーマン・ホワイト・オーク、そして指板・ブリッジにはグアテマラン・ローズウッドを使用しており、全く抜かり無く製作されているとった印象です。 実際演奏してみた感覚としては、非常に硬質で豊かな倍音といつまでも響くようなサスティーンが印象的で、ピックでストロークをした時には十分の音量があり、指弾きでソロギターやアルペジオをした時には繊細なサウンドが響き、どんなプレイヤーの方にもマッチしそうな懐の深さを感じます。
ルックス、サウンド共に最高峰のMartinギターです。 是非クロサワ楽器名古屋店にてお試し下さい。