2015年12月某日、G'Club Tokyo 店長Fが、ファンである事からフォローしていた David T. Walker 氏の Facebook にアップされた写真に目を止めました。
完成したての David
T.の新しいギターが掲載されていました。かつて使用していたバードランド風のオーソドックスなフォルムでありながら、モダンな印象のブルーバーストが映える美しいルックス。『G'Club
Tokyo 3階の Jazz Guitar
フロアのラインナップの中に是非加えたい!』という衝動に駆られました。
年が明けた1月、盟友・山岸潤史らと共に伝説を残した『Band of
Pleasure』の再結成で来日、Blue Noto Tokyo
でそのギターのサウンドを体感したFが、このギターを製作した Michael Peters
氏にメールでアプローチ。 『もしこのギターが発売されるのであれば、是非日本でも販売したい』
旨を伝えると、 『あくまでもあれは本人用のプロトで、特に販売する予定はない』
『もし希望があれば製作する事は可能だけど、David本人に確認を取ってから』
との事。そして待つことたったの1日。 『David が OK なので、問題無いよ』
余りにもあっさり、そして意外にもラッキーな返答にただ驚くしかない店長F。 『取り敢えず、近々
Beach Boys のツアーに帯同して日本に行くので、その時にお店に顔を出すよ』
3月下旬、Michael Peters 氏が G'Club Tokyo
に来店しました。イメージしていたよりも若く、どちらかと言うと実直な職人然とした雰囲気の
Mike氏。以前は Carruthers Guitar
にて様々なスタイルのギターを製作する傍ら、多くのメジャーミュージシャンのツアーテックとして世界中を飛び回ってきた事等を気さくに話してくれました。
『以前、ジェフ・ベックのツアーで回っていた時は、急に夜中にホテルでリフレットすることになったり、ツアーは色々な事が起こるね』
これまでもアンディー・サマーズら多くのミュージシャンのギターを手掛けてきた Mike
氏は、どちらかと言うとミュージシャンの為の仕事を中心としてきたようです。今回のモデルも、こちらからのアプローチが無ければ販売する予定すら無かったことも納得です。
全く予定外だったモデルの製作を、日本マーケットの為に快く引き受けてくれた Mike
氏。帰国直後、『良い材が入ったよ』と、早速このモデルの為に仕入れた木材の写真を送ってくれました。
現在、David T.氏のプロトに次ぐ【シリアル No.#2】の製作を行っています。
さる2016年7月30日、G'CLUB TOKYO では Peters Guitars David T. Walker モデルの商品発表&特別受注会が行われました。当日は Michael Peters、David T. Walker の2名にご来場頂き、マイケル氏には楽器についての解説を、デヴィッド氏には実際に演奏して頂き、このギターの魅力を余すところなく披露して頂きました。 実際に当器をご予約頂いたお客様には、両氏の直筆サイン入り予約証が渡されました。
※当日の模様はこちらをご覧下さい。
マイケル氏より現在製作中のNo.#2の製作過程写真が届きました。期待がますます高まります!
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