バルブ／ソリッドステート・ハイブリッド設計

Micro Dark は、新たなハイゲイン回路を採用し、バルブとソリッドステート技術を融合させたハイブリッド設計を採用しています。プリアンプには ECC83 (12AX7) バルブを 1 本搭載し、温かみのあるクリーンからスムーズなオーバードライブ、そして強烈なディストーションまで、幅広いトーンを生み出します。さらに、堅牢に設計されたソリッドステートの出力セクションにより、Micro Dark は 8Ω～16Ω のあらゆるキャビネットと組み合わせることが可能です。

シェイプ・コントロール

独自の Shape コントロールは、ミッドレンジのレスポンスを変化させながら、低音と高音にも影響を与えます。12 時の位置を基準に、わずかに左へ回すとミッドレンジが強調され、高音が滑らかに。逆に時計回りに回すとミッドレンジが抑えられ、より明るいトーンになります。

Shape の効果は極端な設定で特に顕著になり、Gain コントロールを上げるほどその影響が増します。完全に時計回りに回すと、ミッドを大きく削ったスラッシュメタル向けの「スマイリーフェイス EQ」に。一方、完全に反時計回りに回せば、ミッドが強調され、より「クラシック」なサウンドを生み出します。

バッファード・エフェクトループ

Micro Dark のフルバッファード・ローインピーダンス・エフェクトループは、多数のエフェクトや長いケーブルを使用しても音質を損なうことなく接続可能です。非常に透明度が高く、ペダルボードのポテンシャルを最大限に引き出します。

CabSim ヘッドフォン出力

Crush シリーズのアンプでも人気の機能であるヘッドフォン出力には、CabSim 回路を搭載。Orange のフラッグシップスピーカー「Voice of the World」を搭載した 4×12″ キャビネットのマイキングサウンドを忠実に再現します。ヘッドフォンを使ったサイレント練習はもちろん、ミキサーやレコーディングコンソールに接続して、本格的な Orange トーンを録音することも可能です。